LPとは何か

LP(ランディングページ)は、1つの目的のために作られた1ページ完結型のサイトです。「問い合わせをさせる」「商品を買わせる」「セミナーに申し込ませる」といった具体的なゴールがあって、そこに向けてページ全体が設計されています。

特徴的なのは、ナビゲーションメニューがほとんどないこと。他のページへ移動する導線を意図的に減らして、「読んで、申し込む」という一方通行の流れを作ります。広告からの流入と相性がよく、Web広告を出している会社がよく使います。

1ページしかないので制作費は比較的安く、5万〜15万円程度が現実的な相場です。ただ、コピーライティング(文章の作り込み)が重要になるので、文章がお任せかどうかで費用感は変わります。

ホームページとは何か

ホームページは複数のページで構成されたWebサイト全体のことです。「会社概要」「サービス一覧」「お問い合わせ」「事例紹介」といったページが集まって、会社の情報を包括的に伝えます。

LPと違って、訪問者が自由に情報を探し回れる構造です。「この会社は信頼できるか」「どんなサービスがあるか」「料金はどのくらいか」をじっくり調べてもらうのに向いています。初めて名前を聞いた会社を検索したとき、ちゃんとしたホームページがあると安心感が違いますよね。あれがホームページの主な役割です。

費用は規模によって変わりますが、5〜10ページ程度のコーポレートサイトで8万〜25万円くらいが相場感です。

LPとホームページの比較

LP(ランディングページ) ホームページ
ページ数 1ページ 複数ページ(5〜10P以上)
主な目的 申し込み・購入・問い合わせ 会社・サービスの総合案内
向いている場面 広告集客・キャンペーン・新商品告知 名刺代わり・信頼性の担保・SEO集客
費用相場 5万〜15万円 8万〜25万円
制作期間 1〜2週間 3〜6週間
SEO効果 低め(1ページで情報量が限られる) 高め(複数ページで幅広くカバー)

どちらを選ぶべきか

相談に来た方によく聞くのが「まず何がしたいか」です。それによってどちらが適切かがほぼ決まります。

LPが向いているケース

特定のサービスや商品への申し込みを増やしたい、Web広告を出す予定がある、キャンペーンや期間限定の告知をしたい——こういった場合はLPが適しています。短期間で作って、反応を見ながら改善していくスタイルとも相性がいいです。

ホームページが向いているケース

「会社の存在を知ってもらいたい」「Googleで検索されたときにちゃんとした会社に見せたい」「複数のサービスを紹介したい」という場合はホームページです。名刺やパンフレットに代わる情報拠点として機能します。

実際によくあるパターン
個人事業主や小規模ビジネスの場合、まず「ホームページ(コーポレートサイト)」を作って会社の信頼性を担保し、特定サービスの売上を伸ばしたいタイミングでLPを追加する、という流れが多いです。

両方作るパターンもある

「ホームページもLPも両方必要じゃないか」という話になることもあります。これは正解です。ホームページは検索経由でじっくり調べてくれる人向け、LPは広告経由でピンポイントに誘導する人向け、と役割を分けて両方運用するのが理想的な形です。

ただ、最初から両方作ろうとすると予算も手間も増えます。まずどちらかに絞って作り、効果を見てから追加するほうが現実的です。

予算が限られているなら
予算5〜8万円程度で始めたいなら、まずLPを1本作って特定のサービスへの問い合わせを取れるようにするのがコスパがいいです。ある程度売上が出てきたら、ホームページで会社全体の信頼性を高める、という順番がおすすめです。

まとめ

LPは「1つの行動を促すための1ページ」、ホームページは「会社全体を紹介する複数ページのサイト」です。目的が全然違うので、何がしたいかを先に決めると自然とどちらを作るべきかが見えてきます。

「どっちが自分に合っているか分からない」という場合は、まず現状どんな課題があるかを話してもらえれば一緒に整理できます。費用の相談だけでも気軽にどうぞ。